「水戸の歴史資産”偕楽園と弘道館”の魅力を子供たちに伝える活動」が日本ユネスコ協会連盟の「第4回 プロジェクト未来遺産」に登録されました。

2012年12月3日

本会は、水戸市文化課の推薦をいただき、「弘道館親と子の論語塾」と『偕楽園なんでも百科』の刊行と普及活動を中心にプロジェクトに応募しました。登録さ れることによって会の活動をおおぜいの人に知っていただき、賛同者が増えるだけでなく、偕楽園・弘道館の世界遺産登録へ市民の支持と熱意を示すことになる と考えたからです。

日本ユネスコ協会連盟の「第4回 プロジェクト未来遺産」では、次のように紹介されています。
水戸市民の誇りである偕楽園、弘道館は歴史と自然の宝庫です。このプロジェクトでは8団体が協働で偕楽園、弘道館のさらなる活用と発展を考え、偕楽園公園の歴史と自然を学び、風致と梅を守り後代に伝えると共に、新しい魅力を創出することを目的としながら活動しています。
全国から絶滅しつつある梅を集め、品種を日本一にする「平成梅林整備事業」、「弘道館・親と子の論語塾」、『偕楽園なんでも百科』の発行、偕楽園・弘道館復興支援募金事業などを開催しながら、今後も次代を担う子どもたちに偕楽園の魅力を伝える活動を進めていきます。

[参考]プロジェクト未来遺産とは
未来遺産運動とは
100年後の子どもたちに長い歴史と伝統のもとで豊かに培われてきた地域の文化・自然遺産を伝えるための運動です。
プ ロジェクト未来遺産とは未来遺産運動の活動の一環として実施し長い歴史を超えて人々が紡ぎ続けてきた文化遺産や自然とともに生きる知恵や工夫の中でつくり あげてきた自然遺産という豊かな贈り物に光を当てそれらを未来に伝えていこうという人々の意欲を活性化させることによって時代を切り拓いていこうとするも のです。
昨年、東日本大震災が発生し東北3県を中心に多くの尊い命が奪われました。また、同時に多くの豊かな自然や有形・無形の文化にも大きな影 響が出ています。日本ユネスコ協会連盟は、このような失われつつある文化や自然を未来に伝える市民の活動を「プロジェクト未来遺産」として毎年10件を登 録、それを推進する人と地域を日本全体で応援する仕組みをつくります。

募集対象
① 市民が主体となって地域の有形文化、無形文化を守り継承するプロジェクト。
② 市民が主体となって自然を守り継承するプロジェクト。

プロジェクト未来遺産に登録されると
一.顕彰
①    「プロジェクト未来遺産」として登録された活動の顕彰、登録証の授与。
②    登録された10件の「プロジェクト未来遺産」に応援金(合計総額は200万円)を贈呈。
③    特別協力として未来遺産運動に参画しているレクサスより応援金「レクサス特別賞」が贈られます。
※レクサス特別賞とは、レクサスのHS250h、CT200h、新型GS(順次搭載車種拡大予定)には、エコドライブをサポートする先進機能「ハーモ ニアスドライビングナビゲーター」が、搭載されており、レクサスオーナーのエコドライブ情報がポイントとして蓄積され、そのポイントをレクサスオーナーが 各登録団体に寄付申請したものが、レクサス特別賞として各団体に贈呈されます。
二.活動・PR支援
① 各団体は、地域における市民活動の担い手として、「プロジェクト未来遺産」に登録された活動のPRができます。
② 当連盟が運営するホームページ、雑誌、広報誌、ラジオ等の媒体を通して、登録された活動を全国的に広報いたします。
(「第4回 プロジェクト未来遺産 募集要項」より)

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